2017年8月31日木曜日

くふき『どどめep』リリースパーティー

くふきの新しい音源、『どどめep』のリリースパーティーがあるよ

ここ数年くふきライブで披露してきた電子民謡的な曲をまとめたレコードなんだけど、イギリスのJAPAN BLUESというレーベルからリリースするよ

このリリースの話が出たのは去年の初頭
それからコツコツとやってきて、ようやく完成した
くふきのトラックを作ってる こんの君のスタジオに行くと、いつも新しい機材が届いてて、それを実験的に使って録音して、数日後行くとまた違う新しい機材が届いてて、それを使って録音し直しすという工程を1年以上続けた金太郎飴?的レコーディングだった
金太郎飴はなんか違うか…

機材の沼をすいすいと泳ぐこんの君につられて、つい、ぼくまで沼に片足突っ込んで自宅にスタジオ作っちゃったからね
そんなに興味なかったのに
まさか宅録のために部屋のコンセントまで改造することになるとは…
人生どう転がるかわからないものだね
まあ、沼に腰くらいまで浸かって我に返り(金が無くなり)引き返したけど…

実際音源が出るのは12月くらいなので、またそれについては追って色々書こうと思うよ

このリリースのきっかけをくれたsoi48のパーティーとハワードには感謝してます

ちなみに今回の音源に入ってる曲の選曲アドバイスをくれたりした俚謡山脈の佐藤さんは こんの君の中学の頃の怖い先輩だったらしい…
地元から出てきて東京でばったり出会ってこんな風に絡めるっていいなあと思う
なかなかないよね



そんなわけで、満を辞しての
くふき企画 アニマル10回目は
ここ数年で自然と選りすぐられたというか集まったかっこいい人らと愉快に開催するので、遊びにきてね〜!
はりきって唄うよ〜!



めでたし めでたし



以下、こんの君のFacebook記事より

『いよいよ明日の「くふき「どどめep」リリースパーテイ」、japan bluesやsoi48パーティの面々をはじめ
いまもっともホットでディープなアーティストたちが大集合です。
英国からやってくるjapan blues(Howard Williams)、近年は日本音楽ディガーとして知られていますが、もともとはロンドンの老舗レーベルhonest jon'sのスタッフであり、実は日本のテクノシーン創成期(Apehx twinの初来日@新宿リキッド等)から深く関わっていたこともあるという底の知れない人物でもあります。

japan bluesについてはここらへんがわかりやすく
https://www.youtube.com/watch?v=zh6LxS8yOcM
http://www.nts.live/shows/japanblues

soi48はNHKでの特集やフジロック出演等、今年の活動は特にめざましく、
俚謡山脈はあの「弓神楽」に続く監修シリーズ第2弾「境石投げ踊り」のリリースを発表。
http://emrecords.shop-pro.jp/?pid=121881936
小林うてなもエムレコードからのニューリリース。
http://emrecords.shop-pro.jp/?pid=115524837

他にもKUNIO TERAMOTO,kenjinho,NAKAMULLAH,BANANAperry,坂田律子,Kumari,DJ HONEYPANTS,砂肝,といった東京でも一目置かれる豪勢な面々が出演してくれます。

フードはanimal本当の主役、煙や!
出張出店は大阪からem records!

くふきは電子民謡に磨きをかけてのおもてなし!
実際のリリースは12月になりますがこのタイミングでのリリースパーティ、出演陣みな腕を奮ってお待ちしております。
https://www.facebook.com/events/317777658633505

2017年8月30日水曜日

阿波踊りと銀河鉄道の昼

27日は馬野ミキさんの新しい企画イベント『銀河鉄道の昼』に出演した

昼過ぎ高円寺に着いて、阿波踊りの日だと気づく

阿波踊りはいろんな思い出がある
祭りばやしやら、蝉の声やら、夢みたい
あの日飲んだ缶ビールはどこへいったのか

あのころの気持ちもやがて消えてなくなるだろう
せつなくなるけど
消えないものは消えない



この日は1番手だったので
ゆっくり飲みながら贅沢な昼下がりを過ごした

いまおさんの詩の朗読はすごい熱量を放っていて、パフォーマンスがとても説得力あった
パンクバンドのボーカルみたいだったな

世間でタブーとされてるようなことでも、命を燃やして伝えると、人を笑顔にすることができるんだなあと思った


北村さんの詩の朗読は想定外の角度からきた
活弁士的?な感じで超絶シュールな言葉を並べてあげて、奇妙な絵の観える内容だった
楽器とか使うと、ここまでシュールな世界はたぶん作れない気がした
朗読ならではの繊細な世界だなあと思った


ミキさんの弾き語りは、歌とギターが波のようにうねっていて、海みたいだなあと思った
それでいて言葉も全部きれいに入ってきて、包んだり引き裂いたりするので、その波に引き込まれた
唄ってる人はかっこいいね


次の銀河鉄道の昼は9/24(日)に開催予定とのこと、@高円寺 彦六

素敵な場所だった
靴を脱いで上がる音楽バー

終わるころ沢田ナオヤくんが来てくれて、一杯飲めたのも嬉しかったな
最近では高円寺といえばナオヤくんと飲み歩く街となっている… 飲屋街で頼りになる漢だ



この日のセットは

ドーナツマン
ダイバー
アメリカ
湖のブルース
ピアノ
ダニーボーイ
ガーベラ

ヘッドホンゴースト

夏だし、と思ってピアノをやったのと、湖のブルースをやったの以外はまあいつも通りだった

このメンバーだと、もう少し攻めたセットでもよかったかも
みんな強力な個性を放ってたから、比べると薄かったかな どうだろ

奇をてらわず、出来ることを丁寧にやっていくという方針はそのままに、遊びまくってる曲とかもそろそろまた入れてもいいかもと感じた


銀河鉄道の昼、刺激的で楽しい会だった

夜、レコーディングがあったので1時間ほど打ち上げをした
外のテーブルで飲んで気持ちよかった
酒を酌み交わせて嬉しかったな

たまたまそのテーブルを出店してた店が、高円寺にいたころよく昼飯食べに行って、夕方までマンガ読んでた店だった

そういえばこの日は宮沢賢治の誕生日だったらしいよ

めでたし めでたし

新種のカエル

2017年8月29日火曜日

うさぎさん誕生日会






26日はうさぎさんチームに誕生日を祝ってもらった

リリーちゃんと同時に


リリーちゃんは8月10日でぼくは8月14日
14日は実家で祝ってもらったのだけど、お祝いは何度でも嬉しい

うさぎさんは、バーバーフィッシュのダイ君とNETWORKSのはまちゃんとネオハチとぼくで構成された愉快なサークルだ

もとは名曲のカバーをするバンドとして、月1とかでスタジオに入っていた
マイケルジャクソンとか、ユーミンとかブランキーとか石川優子&チャゲとか、けっこう真剣にやってたが、メンバーの引っ越しなどもあり、今では季節の行事、誕生日などにパーティーをするという楽なサークルとなっている


なんか、中学とか高校とかで自然と集まったなかよしグループみたいな感じだ
大人になってもこういう友達って出来るんだね

39になったんだけど、70代になったときのこのメンバーで会ってみたいという話になって、そうすることにした

あと31年、音楽は一生やるとして、いろいろやりたいことあるなあ
これからの時間もあっという間だろう

この日は餃子パーティーだと聞いていたのだけど、ふたを開けてみると中目黒中華街パーティーだった
スタジオの後うさぎさんチームで通ってた吉祥寺中華街(というお店)の名物料理を模したコースが出て来て、なにかとても感動したよ
こういう遊びの中に、とても大切なものがある気がして、嬉しくなって心あたたまりました

プレゼントもらうのやっぱ嬉しいね
いろんな人にプレゼントしたくなる

ありがとう


そういえばリリーちゃんが書いた詩吟の本が重版になったというお祝いも重なった
すごいことみたいね
とてもいい本だから、詩吟に興味ある人や、歌を勉強したい人は読んだらいいと思うよ

ちなみに、9月22日に『大声のすすめ。』:和の発声法で伝わる話し方
というタイトルの二冊目がでるらしい

ぼくも大声をおすすめするよ
気持ちいいからね〜


めでたし めでたし



2017年8月25日金曜日

銀河鉄道の昼

阿佐ヶ谷 天、楽しかったな

SADAさんはやっぱりシャーマンだった
少年のような人とは
こういう人のことを言うのだろうなと思った
話してると自然と笑顔になってしまう

酒を飲むとヤバいらしいが、まだ酒飲んでるの見たことない
飲み始めるとウイスキーのボトルを一本空けるらしい



おちょこさん、初めて観たけどすごかった
一曲一曲が、1つの舞台のようだった
歌もギターも表現力が半端なかった


ぼくは、なんとなくアコギをJC(ギターアンプ)から出してみた
なんとなくというか、JCがステージの後ろの真ん中の台の上に乗っかってて、ほら使いなよ〜 と声をかけてきている感じがしたので、使ってみたら気持ちよかった
今度からJCあるときは使おうと思った


ドーナツマン
ダイバー
アメリカ
湖のブルース
ダニーボーイ
ガーベラ
ヘッドホンゴースト


こないだバオバブで湖のブルースやって、いい歌だなあと思い、やってみた

あとはだいたいいつものセット
弾き語りで森をやらなかったのはいつぶりだろうか
明後日はどうしようか

明後日は馬野ミキさんの企画に呼ばれて、お昼から弾き語る

馬野ミキさんは、ぼくが23歳くらいのころだったかな
彼のブログに出会って、それ以来彼はぼくのそばにずっといる気がしてる

これは、完全に一方的な思い入れなんだけど、そう思ってる人、ぼく以外にもけっこういると思う

いろんなタイミングで彼の言葉に励まされてきた
まあ、励ますつもりなんてないのだろうけど

たくさん影響を受けてる
会ったのは2度きりだけど

最初は5年ぐらい前に自分のイベントに呼んだ
一方的にファンだったので、とても勇気のいる行為だったが、会ってみると、初めて会った気がしなくて、懐かしさすら感じた

その時点ですでに10年も追いかけていて、さらにネットを遡って彼が鳥取に1度帰ったころの引きこもりブログとかも読み漁っていたので、もうかってに彼の人生を共に生きてきたような気がしてたからだろう、まあ、インターネットの面白さではあるし、恐さでもある

会ったこともない人の好きなお酒や女の趣味まで知ってるなんてね
本当はなんにも知らないのに、知ったつもりになってしまうよね

それにしても、ミキさんが書くことと、ミキさんのブレがないことに嬉しくなったりもした

彼がありのままの自分を描くことで
自分もありのままでいていい気がしてくる
とてもシンプルな生きた表現として
すとん と入ってくる
色々やってみても、結局ぼくがやりたいのはそういうことなのだと感じる
ただただ正直に話しつづける
ぼくにとってはとても難しいことだ
それはどんなに凝った演出よりも
どんなに上手い演奏や歌よりも
1番強く人を感動させる

そういうことが出来る人こそ、みんながもとめる本当の表現者なのだと思う。




2度目に会ったのは2年前のポエトリースラムジャパンの決勝大会に、ミキさんが出場したときだ

あれはすごかった
ミキさんのパフォーマンスを観て
ああ、優勝するなと思ったけど、なぜか1回戦で敗退したので、挨拶して帰った
何試合か観たんだけど
あれを落とすのなら、これ以上観てもたかが知れてるなあ
と思ってしまうような
最高のパフォーマンスだった
ちなみに、ミキさんのこと知らない連れも同じ感想だったので、個人的思い入れのせいではないと思ってる

今年はレコーディングとかぶってて行けなかったけど、2位になったらしい
観たかったな、本当は1位だったかも知れない


久々生でミキさんのライブ観れるので楽しみだ
共演の方々も楽しみだ
ポエトリーのライブってあんまり観たことないから、興味津々

この企画は最終日曜日に、毎月やって行くとののこと
その始まりの日に呼んでもらえてとても嬉しい

というわけで、はりきって弾き語るので遊びに来てね〜!


めでたし めでたし


8月27日(日)高円寺 大陸バー彦六

『銀河鉄道の昼』

出演

松本敏将

馬野ミキ

いまお

北村明洋

op 13:00/st 14:00/end16:00
1200円+1オーダー

イベントホームページ
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/hicorock.html

 

2017年8月23日水曜日

2017年8月21日月曜日

妄想ネイティヴアメリカン

(お盆に京都box hollの屋上にて、ネイティブアメリカンの髪型のコスプレをしている僕。撮影タカツキくん from SUIKA)



23日水曜日、阿佐ヶ谷 天 にて弾き語りします

先月も天でやったのだけど、その時一緒になったSADAさんとまたやろうという話になり、お店の方にブッキングしてもらった

SADAさんは、なんかすごいから
観てもらいたいです
稀に見るシャーマニックな唄歌いだと思う

1960年代後半〜70年代にかけて世界中に広がったヒッピームーブメントは
たくさんのネイティヴアメリカンの魂がその時代に転生して来たことによって生まれた
という説があるんだけど
SADAさんのライブを観てると
その中の1人なのかなと思えてくる

とても稀だけど、たまにそんな人に出会う
むかしからお世話になってる某レコード会社の会長さんや
近所のバーで時々出会う自称もとヤクザのおっちゃんとかも
おんなじ雰囲気を持っていて
そういった方々は一様に喋り方に特徴がある

イントネーションが独特で、カタコト風なのだけど、それは言葉の持つ音を丁寧に発声しているからだと思う
聴いていると意識がハートの中心へ導かれる
言葉と声の響きが
とても深いところからやって来てる感じがする
時間の外側から話しかけてくる
悲しくやさしいまっ黒い目をしている
あと、顔のシワが写真で観るネイティヴアメリカンに似てる
などと妄想してる





(突然ですが、プレアデス星団)



出会いは不思議だ
今年の4月末に、新宿ソウルキッチンの閉店パーティーで飛び入りして来たSADAさんのライブを初めて観て感動し

その後6月に国立地球屋に友達のライブ観にいったらまたライブやってて
話しかけ、流れで連れの腰痛の話になり
バランスボールが腰にいいとかいう話をしてくれ…

その後7月に阿佐ヶ谷 天のブッキングライブにイチカが呼んでくれて初共演した

そして次は8/23の共演である

というわけで、尊敬する素敵な歌唄いと一緒ということもあり

はりきって歌うので、ぜひ遊びに来てね

共演する おちょこさん

初めて観るので、こちらも楽しみ

きっとよい夜になるよ

 8月23日(木)阿佐ケ谷 天
 
『弾き語りナイト』
 
松本敏将
 
SADA
 
おちょこ
 
1000円+ドリンク
 
19時開場 19時半時開演

2017年8月20日日曜日

LOVE vol.4

タバコジュースの曲を久々みっちり歌った

ソファー
レストラン
虹の降りる町
アメリカ
ヒッチハイカー
湖のブルース
意味のない朝食
ダニーボーイ
幸せの海
ガーベラ
ランデブー
パーティブルース
サッチモの青い鳥

全編、大久保くんと山口くんとセッションした
大久保くんはエレキギターとラップスティールギター
山口くんはもちろんハモンドオルガン

パーティーとサッチモはこの日初めて会ったドラムスのmiddle joeくんに参加してもらってワイワイと盛り上がった

選曲はラップスティールに合うことや、この3人編成で成り立つことなどふまえたけど、タバコジュースの曲の中でも、ぼくの好き度上位の曲が集まったライブだったと思う

やっぱり、タバコジュースの曲にあるカントリーとかブルースのフィーリングが大好きだなあと感じた

その感覚が、今くふきで歌ってる日本の民謡や自分なりのシャーマンボイス的アプローチに繋がっていることを歌いながら感じられる瞬間が幾度かあっておもしろかった

最近唄い方や歌に対する向き合い方がまた少し変わってきていて、それをこの夜も感じた

今思えば7月に富士山の麓に行ったとき、深夜にモリアオガエルと唄ったのが節目だったように思う

そこで生まれて初めてカエルとセッションした
唄うとゲロゲロ♪と返してくれる
そして最終的にはみなで大合唱になり、やがてまた静まり返る

こう書くと、カエルとセッション出来るなんてすごいと思われるかも知れないが、実は歌じゃなくても手を叩くだけでゲロゲロ♪と鳴くんだよね…

それに気づいた瞬間はショックだった
けど唄ってるうちに、カエルがよく反応するフィーリングがあることに気づいた

なんとなく、無心で声を出せてるときは声を返してくれていつの間にか大合唱になるけど、調子に乗ってもっと声を返しておくれと思いなが唄うと急に鳴き止んでしまう感じがした
警戒するのかも
それは人でも同じだと思う

あれ以来、部屋で歌ってる時に聞こえてくるセミの鳴き声も唄に聴こえるようになった
去年はそんなことなかった

そういえば、ネオハチのリリーちゃんが井の頭公園で詩吟を吟じると、応えるように一斉に遠くで鳥が鳴いたのを思い出す…

野音でUAが歌い始めた瞬間だけ、一斉に鈴虫が鳴きやんだこともあった
あれは鈴虫が耳を澄ませたのだろう
空気が変わったから

言語が生まれる前、人間もきっと唄でコミュニケーションしてた

ウー ウー ウー
ウー ウーウー

誰かが突然

アー を発見したのか
それとも神に与えられたのか

ウーウーウー
ウーウーアー!

と唄った瞬間、闇は光へ光は闇へと、すべてが反転し猿は人間となった…
知らんけど…


森や山で唄うのが好きだ
誰もいなくても、木が聴いてるし見えない何かがいる


なんか話がそれまくったけど、LOVE vol.4 の醍醐味でもあった大久保くんの初ソロはとてもよかった

カバー曲ををやらず3曲ともインストのオリジナル曲をやったのがグッときた
相変わらずよいメロディーメーカーだと思った
作り続ける人なんだなあと感じた

その後の山口くんとmiddle joeくんのセッションは流石の一言
あんま音楽に技術って必要ないとか思うけど、ああいうセッション観ちゃうと、技術の美しさは大切だなあと感じる
そこに情熱がこもれば、どんな人でも感動させられるのだなあと、観てて思った

ぼくのライブも、2人に支えられて気持ちよく出来た
お客さんもたくさん来てくれて、テンションあがった

大久保くんともかれこれ20年の付き合いだ
山口くんはタバコジュースの曲ほとんど弾けるし
楽に高いところに行けるチームだ
その分歌にも集中出来る
ハモンドオルガンとラップスティールの相性もよい
こういうことやりたくなったらまたこのチームでやりたい
にしても、ぼくがいい音出すなあて思う人ってひねくれてる人多い
2人はやっぱトップレベルだし
一筋縄ではいきません
優しいけどね

最後に2曲セッションしたmiddle joeくんは完璧にグルーヴを合わせてくれた
すご腕です
またやりたいなあ
飲みに行きたい

ライブ終わってからもDJ布田三十郎がたくさんかっこいい曲をかけていた

今思えば、タバジュース始まって1年くらいで初めてタバコノケムリを自主企画したころからDJやってもらってた
布田三十郎ことこんのくんはくふきのブレインなんだけど、音楽に対する探究心が半端じゃない
というか、くふきのメンバー全員音楽に対する愛が半端じゃない
この日は久々に全員集合してた…

DJ布田三十郎にはLOVEに毎回出演してもらっていて
ぼくの中ではこのパーティーの大事な位置を占めている
毎回刺激的なDJをしてくれる
この夜もフロアの空気をナイスなバランスでラブにしてくれた

そういえば、パーティーが終わった後、ラティールが誕生日プレゼントだと言ってビール奢ってくれた
美味かったな



長く書いたな…

久しぶりに会いに来てくれた人とか結構いて、嬉しくて懐かしかったよ
ありがとう

もう寝ます

めでたし めでたし

2017年8月16日水曜日

送り火

お盆は12日から地元に帰り、友達に久々会って飲んだり、お墓参りしたり、家族で食事したりして過ごしている

久々会った友達は、2人とも一緒にバンドやったことある人らで、今はいいお父さんだけど、会って飲んでると相変わらずなので、ついつい飲みすぎてしまう
1人はオーダーメイドの靴職人で、もう1人は会社を継いで社長になった
ぼくはなんになるのだろうか… 14日で39になった

昨日はかみさんの実家で食事をして、みなでご詠歌を歌った

最初はメロディーがよくわからなかったけど、33番まであるので、なんとなくわかってきて、面白くなった
みんなで声を出すのは楽しい
いつもおばあちゃんの歌う演歌が、ご詠歌訛りなのだと気づいた
おばあちゃんは時々急に歌い出すのだけど、シャーマンの唄みたいな抑揚で氷川きよしを唄うので、不思議で気になっていたのだ

その後、夜のお墓に行ってお供え物を燃やしながら金物を叩いて手を合わせた
お盆の儀式も地域によって全然違うね



今回の帰省の間、家族でTVを観ていると、時々北朝鮮のミサイル実験のニュースが流れた

広島の実家にいるとき、ちょうどミサイルの弾道が広島上空を飛ぶので、pac3を配備するというニュースが流れた

どうなんかね~  不安よね~ と話していると、5歳の甥っ子が、なんでなん?と聞いた
家族が無言になった

姉の旦那が
戦争が起こりそうなんよ
といった
やがてニュースも変わり、話題も変わった

ぼくは甥っ子になんて説明すればいいんだろうかと少し考えて、自分でわからないことだから、説明できないなあ
と思った

このまま行くと北朝鮮とアメリカは軍事的にぶつかり、北朝鮮は破壊され、やがてアメリカと中国は軍事的にぶつかり、中国も破壊されるだろう
アメリカも深傷を負うかもしれない

そのとき、日本はどうなっているだろう

日本は核兵器を持っていない

拳銃を向けあった数人のヤクザがいて、
日本は1番強そうなヤクザの後ろで丸腰でうずくまっている

今後も日本は核兵器を持たないだろうし、持てないだろう

今、国際紛争を解決するために、日本に出来ることはほぼない気がする
交渉のテーブルについていない
このままではいけない
という人もいるし
このままがいい
という人もいる
どちらでもなく
みなが同時に拳銃を降ろしてもらえないだろうか
でもそれは人間じゃないなにかに進化でもしない限り、人間には無理な気もする
自分の心は時に憎しみに溢れる
この世界を映している


話はちょいずれたけど、それでも日本は平和だ
この状況をつくるために、戦後何もないところから、復興のために人生を懸けた先人がどれだけの努力と苦労と悔しさを味わってきたのか、想像を絶する
その上でぼくは昼寝をしながら、ぼんやりとした夢をみている

年間3万人が自殺する国
オリンピックが開催されることをみんなで喜べない国
戦争責任を未だに引きずり続ける国
歌い継がれた唄が一度途切れてしまった国
70年間欧米を追いかけ続けてきた国

それでも日本が好きなのは
どんどん日本を好きになるのは、日本という国に根付いている風土や当たり前と思っている習慣、文化を少しずつ感じとることが出来るようになってきたからだ
それは大人になって、酒呑みになって、小さいころ大嫌いだったサザエの肝が好きになるようなものかもしれないちょっと違う気もする

たとえば、日本人はけっこう自分は無宗教だと思ってる人が多いけど、多くの人がお盆にお墓参りするし、お正月には神社で手を合わせる

それは、あまりにも生活に深く根付いていて、宗教という感覚すら残ってないのだと思う
それってなんか素敵だと思う

きっと外国人から見たら、宗教に見えるだろう


今は京都に向かっている
サーキットライブをふらりと楽しんで
夜は送り火を観る

最近『盆の国』という京都のお盆のことを扱った漫画に出会って、そこに送り火が出てくる
これもなんかの縁だとおもう

すごい混んでるだろうなあ
美味い酒を飲もう
明日は東京に帰って18日のライブのリハーサルをする

めでたし めでたし


2017年8月12日土曜日

レダ

18日のライブに向けて、大久保くんとリハスタに入った

吉祥寺のレダというスタジオで、タバコジュースがいつも使ってた場所

国立に来る前、吉祥寺に8年くらい住んでいた

最初はレダから徒歩1分のところ、次はレダからチャリで5分のところ

休憩にレダの下にあるコンビニで買い物してると、住んでいた当時よく道ですれ違ってたおばさんがいた

相変わらず派手な服を着て、ニコニコ笑っていて不思議だった

個人塾の先生で、飲み屋で誰かが言ってたけど、爆音で音楽をかけながら授業するらしい。彼女に教わると、英語の教科書を簡単に丸暗記できるらしい…

リハーサルはいい感じだった
大久保くんかハマってる新しい楽器がとてもいい音で、持ってかれる

昔からやってる曲を久々歌ってみて、歌詞がおかしいなと思った

なんか現実逃避と現実直視が入り混じって変な世界が生まれている
一曲一曲を物語と思って作ってたんだと思う

リハの後、吉祥寺バオバブにチラシを持って行って、一杯飲んだ

やっぱりバオバブは落ち着く
最近の生活の話などして、大久保くんとは別れ

西荻のカンランという美味しいお好み焼き屋に向かった

タバコジュースがデビュー?したころの元ベーシスト麻生くんとその連れにお祝いする約束をしていた

お店についてとりあえず2人に去年のことを謝り、ガンガン飲んで食った

どんどん変わって行くけど変わらないものもあるにはある気がする
とりあえず変わって行くことだけは変わらない

麻生くん家に寄って、すこしだらっとして、もう泊まる気になってたが、まだ終電あることに気づいて、次の日早いし帰ることにした

駅前の日高屋で麻生くんともう一杯飲んだ
まあいつも通り飲みすぎた

乗り過ごして立川まで行ってしまい、歩いて家へ

次の朝急いで部屋を出たら、自転車がなくてあせった
少し考えて、国立駅前に自転車置きっぱなしなのに気づいた
かみさんの自転車に乗って駅まで行き
帰りは2台の自転車を持って帰った
ありそうでなかった人生初の経験

めでたし めでたし

2017年8月9日水曜日

世界平和

核のない世界は

必ずくるよ

その時人類がいるかわからないけど



たとえばこのまま

人がもっともっともっと欲深くなって

自らの究極の欲望を見つけたら

それは世界平和かも

しれない

そんな気がしてます

2017年8月8日火曜日

夏ですね

8月9月といくつかパーティーを企画しているので、
そのことも伝えたく思い、久々に文章を書いています。
とりあえず10月くらいまでは色んな情報(企画の意図や出演者紹介)を発信しようと思っています。

最近は国立で暮らしてるんだけど、自転車で15分くらいの多摩川沿いにある健康ランドによく行ってます。そこの露天風呂の空が広くて、気持ちよくて、週に2回くらい行ってはボケッとすごします。

晴れてて風のある日はもちろん、曇っていてもずっと雲を見てるうちに色んな色が見えて来て、むかし登戸の河原の石を見つめたとき、石の中に沢山のというか無限の色があることに気づいてうれしくなったころを思いだしたりして、そのとき一緒にいた人が今、新婚旅行で2ヶ月近く外国を旅していて、どこにいるのかなあ。と、、このまえ川崎歩いてるときに、ふと、今死んでも幸せかもと思ったのが嘘のように、まだまだ死にたくないと限界のサウナの中で思ったり。しわしわのじいさんと水風呂に入りながら、じいさんの歌を心で歌ったり。


与えた物を受け取る。突然ですが、これはスピリチュアルな情報が好きなひとならよく知ってる法則だけど、
物質的にこのことをとらえようとしても理解出来ません。(ぼくは長い間理解できずにいた)

リンゴをあげた瞬間にリンゴがもらえるのではなく、リンゴをあげた瞬間の気持ちを自分が感じる。ということなので

時間を必要とする物質的な『循環』の話とはまた違うメッセージです。

愛は感じるもの

というお話でした。

めでたしめでたし。



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