としまさです。
免許の更新をすっかり忘れていて、失効したかと焦ったのですが、期限切れてからも一定期間は手続きすれば更新出来るのですね… でも、住民票が必要になったり、講習が長かったり色々と面倒なのでお気をつけください。
というわけで、今、講習が始まるまでの待ち時間です。
もしかしたら気づかれた方も中にはおられるかと思いますが、今年からブログの文章に句点を打つ事にしました。
句点を打たない遊びをしていたのですが、飽きたので戻します。
句点を打つのがとても楽しいです。笑
今年もよろしくお願いいたします。
ところで、先日、友人宅で新年会があって楽しかったのですが、最寄りに気になっていた銭湯があったので、新年会の前に寄ってみたところ、少し気になる方と遭遇したのでおしらせしますね。
その銭湯は古くから近隣の方々に愛されているであろう、なんとも味のある銭湯です。
木造りの下駄箱に靴を入れ、中に入るとカウンターには、八十はとうに過ぎている様子のお婆さんが座っておられ、いぶし銀の声で接客してくださいました。
脱衣所では地元の常連の方々が和気あいあいと談笑しています。
もう何時間もそこにいるのではないかというような、一人でぼーっとされている方もおられます。
浴室に入ると、ステレオタイプな富士山の絵をバックにおじいさんたちが湯舟からこちらを見ています。見かけない面だね。といった感じです。
ケロリン桶で体を流して、早速サウナに入りました。
こじんまりとしたサウナですが、リノベーションされており、腰掛けるスペースが二段、新しい木で組んであります。五人で満員といったところでしょうか。
なんかいいサウナだなー と思いました。
一段目の真ん中にどかっと、姿勢の良い方が一人陣取っています。ぼくは、二段目の端に座りました。温度計を見ると94度です。日頃よく行くサウナが91度くらいなので、3度違うとこんなに違うんだな〜などと楽しんでいると、一段目に座ってる方がボソっと
「このニンニクの匂い、ぼくじゃありませんから…」
と、言いました。
サウナに二人きりなので、明らかにぼくに言っているのですが、背中越しですし、サウナで他人に話しかけられた経験がなかったもので驚いてしまい、つい「えっ?」と声が出てしまいました。
すると今度はもっとはっきりと
「このニンニクの匂い、前に入ってた人ので、ぼくじゃありませんから…」
と言われたので、とっさに
「そうですよね!」
と、トンチンカンな返答をしてしまいました。
言われてみれば、たしかにニンニクぽい匂いがするのですが、新しい木の匂いにも感じます。
それから5分くらい沈黙が続き、その方は軽く会釈をして先に出て行きました。
それから少し時を経て、ちがう方が入ってきました。
確かに、サウナをニンニク臭くしてるのが自分だと思われて、嫌な顔されたら嫌だなあと思いましたが、その思いを告げるに至る繊細さを自分は持ち合わせていないことに気づき、あの人すげーな!
と、しみじみ感じました。
そしてまた一つ、ぼくのサウナ歴に新しい伝説が刻まれたのでした。
おしまい
めでたし
めでたし