出演者にたいする、ぼくのかってな思いを綴ってゆくことにしました
大川たけし
大川たけしの唄は晩酌の焼酎が美味くなる唄だ
けっこう腐れ縁で、ぼくが東京でバンド始めたくらいから知ってて
なんだかあんまり褒めたくないんだけど、やはりいい歌を唄う
たがいに、バンドのつらい時期とかも知ってるし、よかった時期も知ってる
不思議なもので、ずいぶん会ってなくても彼の情報はなぜか風の便りで耳に入ってくるし
なぜか意図せず一緒に呑む機会も定期的に起る
最近はまたバンド始動させて、地方とか行ってるみたいで、いいなあ〜 とか思う
昔に知り合った沢山のバンドやミュージシャンがやめてゆくなか
いまだに続けてる彼を観ると、やはりなにか熱いものを自分の内に感じる
彼の歌にはアホっぽい演出のものあれば、ファンキーなダンスナンバーもあるし
ぐっと心を締め付けられるような切ない歌もけっこうある
ほんとにバラエティーにとんでる
その振り幅がそのまま彼のおもしろさを表してるように思う
2人きりで呑んだりしたことはないし、謎も多いのだがきっと死ぬまで何らかの繋がりが続いてゆくんだろうなと感じるので
ここら辺でいっちょ誘っとくかと思い立ち、くるくるランドに誘った
あたりまえの生活の中、そばにあるものが、そばにいる人が、なんでもない晩酌が、そこにある会話や空気が
近過ぎて何とも思ってもなかったものたちが輝きだす
そんな音楽な気がする
あと、お酒が好きなところが好き
イノトモ
イノトモさんの唄は、春の日差しのようだ
やわらかいおひさまの光みたいだ
3年くらい前、吉祥寺のあたりに住んでたころ
同じく吉祥寺で暮らすイノトモさんのホームパーティーに遊びに行った
そこで出てくる料理が、どれも絶妙に酒の肴になるものばかりで
この人、本物の酒呑みだなあと思った
料理やお酒を楽しむみんなをワイン片手に見ながらニコニコ笑っていて
やわらかいというか、なんだかほっとする人だな〜 と思った
ぼくの持論で、料理と音楽はとても似ていて、美味しい料理を作る人が
作る音楽は美味しいというのがあって
シンプルな料理が好きな人はシンプルな音楽を奏でるし、スパイスを上手く使う人は音楽のスパイス使いも上手いし
メキシコ料理が好きな人はメキシコの音楽も好きというか、なんかちょい話ずれて来たが
とにかくイノトモさんの料理に感動したのだった
彼女の唄は聴く人を幸せにする
なんだか愛が溢れてる
音響系の学校出身で、機材とかマイクとか宅録とかがとても好きらしい
そんなバランスがまた不思議な魅力になってると思う
ふと思ったけど、日常のささいなことや景色をあんな風にいとしんで唄えるのは
きっと日ごろから愛の中にいるからだと思う
だからイノトモさんの唄を聴くと
やわらかいおひさまの光につつまれたような気持ちになるんじゃないかな
そんな音楽な気がする
あと、お酒が好きなところが好き
秋のくるくるランド☆遊びに来てね〜
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