2019年12月23日月曜日
言い訳
バーバーフィッシュとはたぶん18年くらい前に出会いました。
初めてみた時は、新宿の歌舞伎町の裏の地下のライブハウスで、踊りました。
楽しくて、打ち上げに行ったらまあ、優しい人が太鼓の叩き方の秘密を伝授してくれるやら、ゆったり大きく、若く、幸せに、おおらかに、愛しい人が太鼓の叩き方のそれを伝授してくれたりと、それ、ぞれ、はれ、やれ、ふわり、ひらり、ニヤリ、凸、凹、ジュワリ、シュワリと酒ちゃらんをたらふく飲んで、まあ夢と夢が溢れていたわけですが、ダイくんが現れて、まあ、まあ、まあと、海を守る話になったのです。
『俺は太平洋を守る』
『じゃあ俺は大西洋を守る』
そんなやり取りがあったはずです。
まあ、まあ、ただ言葉のはたまた感覚のそうですが、意味がわからないですが意味がなくて意味があったという感じです。
うん。意味はなかったけれど、何かがわかる瞬間があるかもしれない感じですね。ごめんなさい。何も喋らないダイくんとよく喋るぼくでした。
それから18年過ぎ。。。
ワインを飲みながら、コタツにくるまり静かな気持ちでいるのです。時計の針が鳴っています。金星の時もこの音で刻めるのでしょうか。双子のタマシイ。金星のヨカヨ。
バーバフィッシュの20周年のパーティーに呼ばれて最高の最高で、あっという間に時は満ちてまるくなり、気づいたらいつも通り一人でした。
すごくあったかい気持ちをみなさんから頂いて、さらに、目には見えない猫や犬や形を成さない仲間と朝まで道端で戯れながらお酒でもという心境だったのですが、ふと美しい坂道が見えてきました。
ああ。こんな坂道をゆっくり歩いて家に帰りたいものだなあ。
そんな風に思いまして、てくてくのぼって行きますと、丘の上の廃墟にたどり着きました。
立ち入り禁止の雰囲気でしたが、かいくぐって覗いてみるとそこには生活がありました。
走り回る子供たち、中庭の花に水をやるおじいさん、窓から遠くを見て煙草をふかす若者、買い物帰りの母親、夕日射す階段、窓から溢れる光と声、夕飯の匂い。泣けました。
昨夜、ABCという、これがまた、多分20年近く続いているダンスパーティーのクリスマス会に遊びに行ったところ、その廃墟の写真をSNSで観た友人数人から、大丈夫だった?死のうとしてない?笑 などと心配されたので、もしや自分が意図したことが伝わらず、むしろ逆な感じに送り出してしまっていたのかもしれないことに気づき、言い訳として、ここに、このあたたかな気持ちを置いておきます。
ありがとう。
おやすみなさい。
めでたし。
めでたし。
2019年10月10日木曜日
Small change vol.4
としまさです。
ひさびさにブログを書きます。
日々色々あるのですが、綿毛のようになったり、泥のようになったり
まあ、あいかわらず暮らしています。
そんな生活の中、気が向くと音楽をかけるのですが、去年、今年とずっと聴いてるアルバムがあります。
それが、河村博司さんのソロファーストアルバムである『よろこびの歌』です。
というわけで、満を持してSmall Change vol.4に出演オファーをしたのでした。
いっしょに企画している西島衛(ザ・シックスブリッツ)も、河村さんのことが大好きです。
10月11日(金)下北沢 風知空知
『Small Change』vol.4
出演
松本敏将
河村博司
西島衛
開場18時半 開演19時半
2500円+1ドリンク
2019年7月6日土曜日
京都ライブサーキット「いつまでも世界は… 」ライブレポート☆
少しの時間でしたが、なんだか濃くて良い時間を過ごしました。
新生シックスブリッツ、演奏もアレンジもめちゃよかったです。
とてもいいライブでした。
2019年6月15日土曜日
爆発メルヘンシティー ~ソロワンマン~ in宝塚川西のこと☆
なじみの顔もありましたが、ほとんどが始めてのお客さんで、きっと知らない歌ばかりだったと思うのですが、それでもみなさん、笑顔で楽しんでくれている姿に、ああこの街に歌いに来てよかったなあとしみじみ感じました。
ライブの後、お店でお酒を飲みながら、みんなと色々話せて楽しかったです。
この夜泊まらせてもらったゲストルームにて、さらに打ち上げました。
朝起きたらカメラロールにこういう写真が30枚くらいありました…酔っぱらってやたら撮ってすみませんでした 笑
たくさん飲んで、たくさん笑いました。
今回、企画を快く引き受けてくれた爆発メルヘン三姉妹、次女のマスミさん、音響やその他諸々、沢山お世話になったロビンくん、三姉妹の長女であり、とても美味しいフードを出店してくれたシチニア食堂のチカさん、素敵な空間を提供してくださったDUMBOの和哉さん、遊びに来てくださったみなみなさん。
(ちなみに、現在、三女はスペイン?で暮らしているそうです)
日曜は吉祥寺散歩してぜひ曼荼羅ホリデイズへ遊びにお越しください🌈
2019年6月5日水曜日
十三ファンダンゴでのライブの思い出など☆
金星のヨカヨとはツインソウルでした。
としまさです。
最近あったライブの思い出を書きますね。
5/23(木) 十三ファンダンゴ
『七弦の夜』
出演
松本敏将
岩崎愛
はせがわかおり
沢田ナオヤ
ガリザベン
この日は、今年7月いっぱいで移転してしまう、十三ファンダンゴで歌いました。
去年、移転の話を聞いた時、最近はずっと行く機会がなかったし、もう行くことなく十三ファンダンゴは無くなってしまうのかもなあ。と思っていたところ、加藤さん(店長)とガリザベンが素晴らしいメンバーでブッキングしてくださり、ほんとうに嬉しく、楽しみにしてました。
当日、リハーサルをした後くじ引きで出順を決め、1番やりたくなかったトリになりました。
最初にサクッと歌ってから、その後、くそ酔っ払ってゆっくり全員の歌を堪能するというのが夢でしたが、ファンダンゴの神様はそういう軟派な夢は叶えてくれないのでした。
本番前から十三の立ち飲み屋で乾杯し、最終的にライブ中ギターを置いてファンダンゴのステージの壁に突っ込んで、脳が揺れている自分を発見しました 笑
この日の出演者は全員、自分の企画イベントにも出演してもらったことのある尊敬する大好きな歌唄いばかりで、こんな夜は滅多にはなく、ぼくにとっては、まるでご褒美のような夜でした。
十三ファンダンゴでの最後のライブをこのメンバーで送ることが出来てとても嬉しかったです。
ちなみに、ファンダンゴは堺に移転するそうです。堺ファンダンゴも楽しみです。
https://www.fandango-go.com/jp/jturunews.htm
十三ファンダンゴのみなさん、共演者のみなさん、遊びに来てくれたみなさん、ありがとうございました☆
岩崎愛
ガリザベン
https://instagram.com/yosouchi?igshid=7eb5ejlh186s
沢田ナオヤ
https://twitter.com/naoyasawada
はせがわかおり
https://www.hasegawakaori.info/
知らない人はぜひチェックしてみてください。
青木拓人
https://www.aokitakt.com/
最後のセッションの時、上半身裸の男がステージに上がって来たので、一瞬フォークで刺そうかと思ったのですが、結局その佇まいに愛しか感じ得ませんでした。後から歌唄いの青木拓人くんだと知り、初対面だったんだけど、よい出会い方をしました。
打ち上げにて
いつも通りのナオヤくん。
ファンダンゴの楽屋にて飲み直し。
ファンダンゴ店長、加藤さん。
朝が来た。そうとう呑んだ。
色んなものが染み付いてるよ。
めでたし
2019年6月1日土曜日
東京vol.8 ライブレポートなど★
『東京』vol.8
出演
松本敏将&ハイアーセルフ
ガリザベン
練習スタジオにて。松本敏将&ハイアーセルフ。
ええアー写じゃ。
サブテラニアンズのマスターのカズさんがシュウマイを振舞ってくれたで。
ばり美味いで。
ガリザベンは、けっこうな回数ライブを観たことあるんじゃけど、そのたび魅入ってしまうような歌唄いじゃけー みんな観たほうがええよ。この夜もくそよかったわ。
わしは、ハイアーセルフのメンバーひとりひとりのファンじゃけぇ、真ん中で音を浴びて遊べる幸せを噛みしめとったわ。ちゅうか、笑ったわ。
お世話になっとるマスターカズさん。
2019年5月22日水曜日
近々のライブ情報☆ 明日から大阪、兵庫、京都、東京でライブ◉
5月23日(木) 十三ファンダンゴ
『七弦の夜』
出演
松本敏将
岩崎愛
はせがわかおり
沢田ナオヤ
ガリザベン
18:30 open/19:00 start
ad.¥2500/dr.¥3000
http://www.fandango-go.com/jp/jpick.htm
めっちゃすごい弾き語りの達人達とライブできる嬉しい夜です。
この企画に呼んでもらったときからほんとにずっと楽しみにしてました。
この幸せを沢山の人に感じてもらいたいです。ぜひ遊びに来てください。
そして全員酒好き呑み助仲間&朝から呑んでる街十三ということで、色々と想像しただけで迷子になりそうです。
ちなみに、会場の十三ファンダンゴは、20年くらい前に初めて大阪でライブした場所です。それ以来、レコ発をやらせてもらったり、イベントに呼んでもらったり、あの場所、あの土地で色んな人との出会いやお別れがありました。
お店が 7月いっぱいで移転するので、自分にとっては、十三ファンダンゴでの最後のライブになります。感謝の気持ちを込めて一生懸命に演奏したいと思っています。
そして山ほど呑みたいと思っております。
5月25日(土)兵庫CAFE&BAR DUMBO
『爆発メルヘンCity』
出演
松本敏将
開演20時
入場無料
1ドリンクオーダー
投げ銭ライブ
兵庫で初めてのソロワンマンライブをします。
去年、大久保くんとのユニット「殺し屋の息子たち」で出演した『爆発メルヘンCity』というお祭りを企画している、爆発メルヘン三姉妹の次女の方に組んでもらいました。
この夜は、途中休憩を挟みつつ2部制のライブにしようと思っています。
ワンマンでないとやれないような、コンセプチュアルでストーリー性のある内容かつ、わいわいとお酒片手に楽しめるライブになるといいなと思っております。はりきってのぞみますので、ぜひふらりと乾杯しに来てください。
5月26日京都someno
『いつまでも世界は...』
京都市内で開催されるライブサーキットです。
松本敏将は、somenoというライブハウスで19時10分〜歌う予定です。
イベントホームページ
タイムテーブル
http://www.sekaiwa.info/about/?id=1374
ザ・シックスブリッツの西島衛くんが主催している、イベントに出演します。
出演者も会場もたくさんです。
この日、somenoというライブハウスでのトリなので、足を運んでもらえると嬉しいです。
少し話し飛びますが、去年から西島衛くんと一緒に企画してる弾き語りパーティーの詳細が決まりましたので、ここでお知らせしときますね。
先日リリースしたアルバムもすごく最高な三輪二郎さんをゲストにお迎えします。
8月1日(木)下北沢風知空知
「Small Change vol.3」
出演
三輪二郎
松本敏将(くふき・タバコジュース)
西島衛(ザ・シックスブリッツ)
開場18:30 開演19:30
2500円 +1ドリンク
この日のことは、また後日詳しくお知らせしますね。
5月28日(火)代官山 晴れたら空に豆まいて
『超常現象第一回公演』
出演
くふき
超常現象
出店
光と音の専門店 HAO HAO Tokyo(ブッタマシーン)
Ruu(絶品ガパオライス)
開場19時 開演20時
前売 2500円
当日 3000円
超常現象という新しいバンドの第一回公演に呼ばれ、くふきライブします。
超常現象は名のままに謎のバンドなのですが、どうやら界隈で活躍している若いミュージシャンが集っておもろいことをやろうとしているようで、これから色んなところで名前を聞くようになりそうな予感です。
晴れたら空に豆まいてのビールはよく冷えてて美味いです。
あの空間でジョッキ片手にふらふら踊ってるとなんだかとても幸せな気持ちになりますよ。
6月7日(金)下北沢lete
『松本敏将ソロライブ』
出演
松本敏将
前売り 2000円+ワンドリンク
当日 2300円+ワンドリンク
開演 19時半 開演20時
ワンマンライブをします。会場は下北沢leteです。
渾身の唄をお届けしますので、ぜひ遊びにお越しください。
ご予約は https://toshimasa.jimdo.com/mail/
メールフォームから、お名前、人数をお知らせください。
もうすぐカタツムリの季節ですね。
これからまだまだ大切なライブが続くので、順次お知らせして行きますね。
深呼吸をして、とりあえず寝ます。みなさんも、深呼吸をしてマイペースでお過ごしください。
めでたし
めでたし
2019年4月13日土曜日
近況、春のライブレポートなど★
3月11日(月)仙台 SENDAI KOFFEE
『〜3.11〜小さな宇宙の音楽祭』
毎年、タカハシヨウヘイさんが主催しているイベントに今年も出演しました。
2012年の3.11にSENDAI KOFFEEでソロライブをした時に、タカハシヨウヘイさんがキャンドルと太鼓を持ってきてくれて以来、一緒に遊ぶようになり、今年で7年目。毎年この日に、この会に呼んでもらえることで、1年間の流れを見つめることが出来ることが、自分にとってとても大切なことだと感じております。
今回、前乗りしてタカハシさん家でカレーパーティーしました。
そのうちカレー屋になるんじゃないかという美味しさ。
イベントなどでもたまに出店してるみたいです。よく思うんですが、ミュージシャンはスパイス使いが上手ですね。
荒浜の海
8年前の震災で壊滅した荒浜の景色は、今年もさほど変化しておらず、やはり復興はとても難しいことなのだと感じました。
震災で起こったことが忘れられてゆくのは仕方ないと思いますが、沢山の方々が今も元の生活には戻れず、それぞれに深い悲しみを抱いているであろうことは忘れないようにしたいと思いました。
『〜3.11〜小さな宇宙の音楽祭』
というタイトルに込めた思いを話すタカハシさん。
次松くんのライブは、とても贅沢な旅でした。天才です。
急きょ出演してくださったラリーアッサラームさん。
この日もあたたかい歌声で包んでくれました。
長い付き合いのタカハシさんとのセッションも深く響きました。
タカハシさん、芯がありつつ肩の力が抜けていて、メッセージがすっと入ってくるライブでした。
ビールが美味しくて、幸せでした。
最後に、恒例となっている震災当日の日記の朗読をされました。
同じ文章なのですが、毎年違う響きに感じます。
当時の焦りや憤り、かすかな希望。あれから8年。彼のあの時の思いがこの祭りを生み、今に繋がっています。
店主の田村さんとともに。毎年ありがとうございます。
打ち上げにて、酒の神、次松くんと。
岡山からやって来た学生さんたちとラリー先生。
来年も3.11に、みんなにまた会えたら嬉しいです。
遊びに来てくれたみなさん。
ありがとうございました☆
3月17日(日)幡ヶ谷FORESTLIMT
『音故知神』
会場に入ると御本尊がドーンと迎えてくれます。立派。
御本尊に見守られながら、まさに音故知神な宴となりました。
シャーマニズムと電子音楽の融合とか、最先端のテクノロジーと伝統の融合とか今さら言葉にするとなんだかこそばゆくなってきますが、単純に心の深くに響く音を出す人と、そういうのが好きな人が集まってました。
ライブ一番手のイチオン、唄も音もギターも光ってました。
HARIKUYAMAKUのライブは自由自在で時間が伸びたり縮んだりしてました。とても楽しかったです。会場の真ん中で演るのいいですね。
大石始さんも、チャーミーさんも、Pallakschさんも、カリプソンさんも、この夜のDJの方々は、知らないけど知っている、新しいけど懐かしい音楽を聴かせてくれました。
暗くてよく見えないけど、満員です。
くふきも負けずにわっしょいしました。
パーティー通してずっと刺激的で楽しい夜でした。
kamomin♀のフードもすごく美味しくて安くてよかったです。おむすび1個100円、お弁当400円。お腹減ってたのでたくさん食べました。
主催のチャーミーさん、清水さん、出演者のみなさん、遊びに来てくれたみなさん。
ありがとうございました。
今感じていることを音楽の中で確かめ合えたパーティーでした。
ナイスインスピレイション!
また音楽の中で会いましょう☆
3月20日(水)新百合ケ丘Bar Chit Chat
『灯ともし頃』vol.1
盟友ICHKA SUNNYに呼んでもらって、初めて新百合ケ丘Bar Chit Chatにて弾き語りました。
お店に入った瞬間に、落ち着きました。
間違いなく〝家の近くにあったら毎晩飲みに行くだろうバー〟です。
出演者割引きがあるのも嬉しかったです。
美味しいビールを3杯飲んで、ライブしました。
最近は飲み過ぎたり、食いすぎたりして、ライブで失敗することもほぼなくなりました。ハンドマイクで歌ってたころは、たとえぼくが転ぼうが、飛び過ぎようが、バンドメンバーが安定した音楽を提供してくれることで、ライブショウとして成立する場合もあったのですが、弾き語りを始めてからは自分の手がバンドメンバーなので、ぼくが泥酔していると、写真家が神食って、幻の蝶々を撮っても実際、写真には空しか写ってない感じになるのでした。
まあ、適量酒飲んでやると、音楽って楽しいですよね。こんど一杯奢るので、一杯奢ってください。
少し話ずれましたが、この日のICHIKAも心あたたまるライブを観せてくれました。出会ってから5年くらいの間、色んな曲が生まれるのを見てきましたが、彼女の中に、ずっと一貫してブレないものを感じていて、そのブレないところってなんなんだろうなあと、ライブ観ながら考えたりもするのですが、それが何なのか未だによくわからないのでした。
ライブの最後に、ICHIKAの往年の名曲「旅に出よう」をセッションしました。
楽しかった〜
遊びに来てくれたみなさん、Chit Chatのみなさん
ありがとうございました☆
3月21日(木)吉祥寺Bar cheeky
『the mantle brothers
【New Album リリース (前) パーティー!】』
暗いですが写ってるのはthe mantle brothersの薬師神くんです。
the mantle brothersは、元々3人組だったのですが、数年前に2人抜けて、ドラムの薬師神くん1人で活動しています。
ちなみに、抜けた2人もこの日お祝いに来ていて、相変わらずな感じで微笑ましかったです。今は音楽以外のことで頑張っているようでした。
薬師神くんとは、彼がHIGHWAY61というバンドをやってた頃からの仲です。対バンもした事あるのですが、会話するようになったのは20代の後半、ぼくが住んでた吉祥寺の部屋の斜め前のアパートにHIGHWAY61のメンバーたちが共同生活していて、近所でよく出会うようになってからでした。
その後、ぼくは練馬は関町に引っ越したのですが、不思議な縁で、近くに薬師神くんも引っ越して来ていて、またまた道端で出会うことも多く、たまにお酒を飲んだりする仲になりました。
なんというか、背筋の伸びてる気のいいナイスガイで、なんとなく、坊さんとか神父とかやったらすごく人気が出そうな感じがします。
なにより、1人になってもthe mantle brothersをやり続けてる才能と根性に感銘を受けます。
そんな人柄もあってか、HIGHWAY61のメンバーをはじめ、彼を慕う沢山のミュージシャン、お客さんが集まっていました。
ライブは素晴らしかったです。
薬師神くん1人になってからのthe mantle brothersを初めて観たのですが、様々な楽器のサポートが入りつつも、シンプルでよかったです。前もよかったけど1人になってからの方が好きです。楽しく踊りました。
会場のcheekyは、住んでた部屋から歩いて40秒くらいのところにあって、寂しい夜はふらりと踊りに行ってみたり、アホラッキーという仮装パーティーを開催してみたり、恋してみたり、怪我したり、とても思い出深い場所です。
最近は、終電逃した時に立ち寄るくらいだったので、久々に出演させてもらえて嬉しかったです。この日は弾き語りをしたのですが、音が良かったと数人に言われました。ぼくのギターはもともといい音がするのですが、それに加え、やはりお店の音がよかったです。店長のアビーがこだわって長年調整を重ねて作ったサウンドシステムなので、そこいら辺のライブハウスより断然いい音がしてます。神宮前bonoboや幡ヶ谷FORESTLIMTや、梅ちゃんバーなどもそうですが、音響に特にこだわりのある場所で弾き語りすると、当たり前ですが、そのお店の音になるのが楽しいです。大概ハートにドンとくる、バランスよい真のある音がします。音が気持ちいいので、気持ちよく演奏できます。この日のcheekyもそうでした。
思い出深いトイレ。色々フラッシュバックしました。たぶんこれまでに何ℓもここで吐きました 笑 ちなみに、ビールを朝まで飲み続けるのやめて、焼酎ロックに切り替えたら、ここ数年吐かなくなりました。胃の容量超えたら吐くのは当たり前で、それに気づくのに20年かかったのでした。酒呑まんかったら、家立っとるで。まあ、酒を呑まなかったパラレルは持ち合わせてないですが。
この日のDJは、SayatecとNACKLでした。
Sayatecは初っ端からいきなりドローンぽいのかけてて、その後もずっとかっこよかったし、ぼくの知ってる曲が一曲もかからなかったので、企画パーティーにいつか誘いたいなと思いました。
NACKLとは久々に会って、話せて、嬉しかったです。お祝い感のある熱い曲でたくさん踊りました。
そういえば、薬師神くんは12日からインド〜ドイツひとり旅に行ってるみたいです。素晴らしい出会い、発見がたくさんありますように。よい旅を🌈
あの夜出会ったみなさん、本ちゃんリリースパーティーがあったらまた踊りましょう。
ありがとうございました☆
3月30日(土)青山月見ル君想フ
『78年会 vol.2~SEVENTY EIGHTER’S SESSION』
78年生まれのミュージシャンが集まって、一夜限りの即席バンドを組み、ドカンと演奏するお祭りでした。
メンバーの組み合わせは、リハーサル日のスケジュールなどを考慮して、主催の響くんがランダムに決めているのですが、それぞれ趣きの違うバンドで長くやってきたメンツが集うので、ノリやサウンドがどんな風になるか予想がつかない中、1回のリハーサルで、オリジナルを1曲、カバー2曲を、どんな風に仕上げ、どんな風にステージングをするのかを、酒を片手にゆっくり堪能できる面白いイベントです。
大体、バンドで1曲のグルーヴを作るのには、沢山時間をかけるものですが、即席バンドで、自分の曲ではない曲を演奏することで、15歳くらいに戻った感覚になります。
オリジナル曲も、演奏者が違えば元の曲とは違う曲になって違う側面が見えてきます。
前回につづき、今回もクセのある人ばかりで、どのステージもクセだらけで、笑えて、泣けて、酒の美味い最高のショウタイムでした。
クセがなくて、上手いミュージシャンなんかクソだと思っていたころもありますが、全部踏まえてクセのないことが出来る人や、クセがないことがクセな人ってかっこいいなあとも感じました。そんな人はこの日いませんでしたが 笑
お客さんは、好きなバンドマンの違う一面を観れるし、出演者は、バンドの面白さ、楽しさを再確認出来るし、なんとも味わい深いお祭りです。
ちなみに、今回ぼくがボーカルをしたバンドメンバーは
ドラム:オオタケハヤト(ROCK'A'TRENCH)
ベース:タケシタツヨシ(メレンゲ)
ギター:RyoHamamoto
鍵盤:岩井ロングセラー(オオサカズ、ワンダフルボーイズ)
でした。
とてもいいバンドだったと思います。
バンドの最初のライブが最後のライブになる切ない企画ですね。
この日は、お昼からの会だったので、15時半には打ち上げが始まり、またこの打ち上げがとても楽しくて、沢山飲み、気づいたら渋谷の焼き鳥屋でアナログフィッシュの佐々木くんと終電まで飲み交わし、国立に帰ったら、中川五郎さんとはせがわかおりが飲んでいるというので、また飲んで、家に帰るまで12時間以上飲み続けた愉快な日でした。
楽しかった〜
78年会のみなさん、このくそ大変な企画をバッチリ仕切ってくれた主催の響くん、お疲れ様でした。
またやれたらやりましょう。
遊びに来てくれたみなさん、ありがとうございました☆
3月31日(日)名護 Blue Trip
『劇団ビーチロック5周年パーティー』
この日は朝8時代の飛行機に乗る予定だったのですが、前日飲み過ぎた影響もあり、時間通りに家を出たはずが、飛行機に乗り遅れるという、不思議な大失態をやらかしました。ごめんなさい。
昼過ぎの飛行機に変更してもらい、夕方に那覇空港へ到着、バスで名護に向かい、開場20分前になんとか名護Blue Tripへ到着しました。
今回呼んでくれた、劇団ビーチロック主催のアキくんと久々の再会。変わらない佇まいになんだか安心しました。
窓からは名護の海。最高のロケーションです。
劇団ビーチロックの5周年公演に出演していた大久保くんと合流して、リハーサルを済ませ、ビールで乾杯。
大久保くんは数日前に名護に入り、劇のリハーサルした後、2日間の公演をこなしてからの、この夜のライブでした。
劇中では、ステージの上でギターソロの生演奏をしたそうです。しかも死んだ漁師の役だったとのことで、気になりすぎます。ほんとに遅刻して見逃したことが悔やまれてなりません。観たかったなあ。
すごくいい公演になったようです。
今回、沖縄に行く機会を作ってくれたアキくんとは、彼がビーチロックビレッジという宿泊施設の代表だった10数年前に出会ってから、何度か沖縄に呼んでもらっている仲です。
当時は、まさか彼が劇団を作るなんて思ってもみなかったのですが、まったく経験のない状況から、たくさんの人を巻き込んで、公演を作り上げている姿に、なんだか勇気をもらいました。
この夜は、劇団ビーチロックの役者さんたちや、ビーチロックビレッジ時代の仲間たちや、今回の公演に関わっているたくさんの方々の前で演奏しました。
劇中で、タバコジュースでカバーしたアイルランド民謡のサリーガーデンが使われたらしく、みんなが唄えるという状況で演奏したサリーガーデンは、大合唱になりました。
とても不思議で、とても嬉しい経験でした。アンコールでリクエストを受け、2度目のサリーガーデンを演奏した時、アイルランド民謡のサリーガーデンに、沖縄民謡の合の手が入ってきて、それがとてもおもしろくて笑いました。
ライブが終わった後も、宴は延々続き、お酒を飲みながら色んな人と色んな話が出来ました。なんだかみんなキラキラしていて、ビーチロックビレッジ時代からの強い絆がしっかりある仲間たちも、劇団を盛り上げている新しい仲間たちも、5周年を心から祝って集っている幸せな時間でした。
次の日行った沖縄ソバの店が今まで食べた中で1番美味しかったです。
実はあんまり沖縄ソバ好きじゃなかったんだけど、美味いことに気づき、ハマり、この後帰るまでに沖縄ソバ2度食べたけど、やっぱりこの店が断トツで好きでした。
写真に写ってるのは、左からビーチロックの役者のデッキーくん、アキくん。
大変お世話になりました。
ありがとう。
那覇に向かうバスを待つ間、名護を散策して、海で大久保くんとビール飲んでしばし過ごしました。
いい時間でした。もっと長くいたかったです。
大久保くんは東京にかえり、この日の夜は1人那覇で過ごしました。
適当に入った居酒屋で、美味しいものを食べて、酔っ払い、徘徊し、よくわからないバーで泡盛を飲んで、深夜に宿に帰り泥のように眠りました
たくさんのシーサーたちが静かに那覇の街を見つめていました。
沖縄ってなんだかとても霊的な土地なんですね。
話変わりますが、辺野古の基地問題の見え方が少し変わりました。
東京から見てると、ああ、綺麗な海を埋め立てているなあ。出来ればそんなことしない方がいいよなあ。
くらいに思っていたのですが、実際沖縄の土地を歩いてみて、海を見ていると
祟りとかそういうレベルで恐くなりました。海を埋め立てるのは畏れ多いと感じました。こりゃバチ当たりそうだなと。
ネイティブ・アメリカンやアボリジニや、近年のチベットやウルグイの前例を考慮すると、沖縄の基地の話は、とてもとても難しい問題に感じます。
辺野古に行ったわけではないのに言うのもあれですが、その土地の美しい自然の中で代々生きてきた人たちにとっては、国同士のいざこざによって自然を汚されるのはすごく悲しくて嫌だろうし、もしその土地の自然に宿る精霊がいるなら、そういったものをぞんざいに扱うことは、長い目で見ると人類にとって良くないことな気がします。オカルトですみませんが、そんな目線が1つ自分の中に生まれました。
なにが正しいのか考え、見つめ続けて行きたいです。
ちなみに、新しい元号の発表を、名護Blue Tripで店主のケイシくんと観ました。
最初の印象は、シブいなあ。でした。
旅先の沖縄の海の側のカフェで、令和って言われてもまあ、ピンと来ませんでしたが、新しいお札の感じといい、なんというか、和風ですね。そういう風潮なのでしょうか。嫌いではないです。
この日に、沖縄でふらふら出来たのはなんとなく良いタイミングだったと思います。
沖縄に呼んでくれた、アキくん、名護Blue Tripで、再会したみなさん、新しく出会えたみなさん。
楽しかったです。
ありがとうございました。
劇団ビーチロック、5周年おめでとうございます。
また会えるのを楽しみにしています☆
4月7日(日)高円寺 GRAIN
『Travessia』
この会は、音楽家の結さんとダンサーの
津田犬太郎のユニット「結犬」の企画でした。
呼んでくれた津田くんとは、5〜6年前に久米川FoggyでやっていたTOKYO SABROSOで出会って、朝一緒に帰って以来、ライブに来てくれたり、呼んだり、呑んだりする仲になりました。
一時期はライブ中に奇声をあげるお客さんとして、ぼくの周りではけっこう有名人でした。ぼくもたまに人のライブで叫びまくって追い出されたりしていたので、その辺でもシンパシーを感じていました。最近はお互い、他人のライブ中に奇声を発しなくなり、少し寂しさもありますが、それでいいのだと思います。邪魔だもの 笑
この日、一番手は台湾でメンバーが出会って結成したという「xinroiro」
ボーカルの馨子さんが、深いトーンで唄うのが印象的で、声に引き込まれました。
半分くらい中国語の歌だったのですが、好きで勉強して喋れるようになったらしく、すごいなあと思いました。自作の曲を中国語で書いて唄う日本人と初めて対バンしました。
二番手の「結犬+荒井康太」
くふきのパーティーに出演してもらったこともあるので、津田くんの踊りは観たことあったんだけど、長い時間、広い場所でじっくり観たのは初めてでした。
心がすーっと繋がっている時間と、バラバラになる時間が、踊りから伝わってきて、おもしろかったです。バラバラになるとき、過去と今と未来がすごいスピードでごっちゃになっていて、動くピカソの絵みたいでした。 そんな 津田くんの踊りとシンクロする結さんのギターと唄、荒井康太くんのドラムスによって、静と動が巡り、心地よいグルーヴの風が吹き抜けてました。すごい集中力で3人がセッションしているのがビリビリ伝わってきてシビれました。
三番手のぼくは、なんで出番最後なんだろうと思いつつ、とりあえず曝け出そうと思い、気持ちを剥き出しでやってみたら、反応が良かったので良かったです。
途中、ヘッドホンゴーストで津田くんのダンスとセッションしました。津田くんは、この歌をカバーしてくれたこともあり、どんな動きするのか楽しみでしたが、後から動画観ると、ライブ中に感じていた以上にシュールな絵になっていて、笑いました。2人とも一生懸命な分、面白かったです。
はせがわかおりとも一曲唄い、最後に、森という曲をみんなでセッションしました。高円寺GRAINに深い深い森が生まれました。馨子さんの、動物の声がとても上手くてびっくりしました。
終演後もお酒を呑みながら、おもしろい人たちとおもしろい話が出来て、すごくおもしろかったです。
対バンの人らと店変えて打上げしたのは久々な気がします。
呼んでくれた結犬の2人、出演者のみなさん、
遊びに来てくれたみなさん、
また会いましょう。
ありがとうございました☆
めでたし。
めでたし。