これは太刀打ち出来ないなあとおもっていたら
あくびしたその口の中にカレンダーが見えた
ガマガエルの口の中はあいつの部屋だった
10階建てのビルほどもあるガマガエルの口の中で
あいつはのんきに暮らしていた!
お弁当は
雲丹の瓶詰めと
ご飯と
味噌汁
瓶の中には雲丹の木の枝が入っていて
枝の先に雲丹がついている
それをひょいと食べて
塩気が足りないと感じた
出店で手作りのものを売る子
見たこともないものだが
懐かしい気持ちになった
何が出るかわからない200円の自販機で
どう遊べばいいかわからないおもちゃが出てきた時を思い出した
膨らんで白い粉が爆発して
なぜか大満足だった
あの感覚を呼び覚ました
あの子はすごい