2016年2月27日土曜日

台湾で日本を思う

台北にはたくさんの日本企業や日本飲食チェーン店の看板があった。そのどれもが、ひらがな、カタカナ含め日本で使ってるそのままの文字で書かれていた。
「日本のもの」ということがブランド価値を持っているのだろう。

ふと、日本で見かける欧米の服や化粧品ブランドのポスターを思い出した。彫りが深く、目がとても大きい、やせ細った白人や黒人のモデルたち。
日本で商品を売るなら、日本人の顔や体型に似合うスタイルを提示するのが道理だけど、多くの日本人が欧米のモデルやスターに憧れを抱いてるので、欧米で展開している広告のビジュアルをそのまま日本に持ってきてもまかり通る。というか、日本人の多くがそれを無意識にかっこいいと思い、よく鏡を見ずに買ってしまう。

特に欧米のブランド化粧品のポスターが貼ってあるのを見ると、あまりに日本人の顔とかけ離れてるので、本当に売る気あるのかなあ。と思ってしまうが、売れている。あれは詐欺ではないだろうか。
シュールすぎて、つい、洗脳とかキナ臭い言葉が浮かんでくる。
ぼくも欧米大好きで、自分にも当てはまることなんだけど、なんかバランス悪くない?と思う。せっかく日本で生まれて日本で育って日本で死ぬなら、もっといいとこどりでいこーよ。と思う。

そういえば、こういうのもあるよ。
このブランドのコンセプト好きです。
ぺーどろりーの


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台湾と日本の関係の歴史はネットで調べたくらいしらか知らないんだけど、台北の人たちは、日本のことが好きなんだなあと、肌で感じた。とても嬉しいんだけど、台北の若者たちの見ている日本文化は、本当に日本人として誇れるものなのか疑問がのこった。

台湾も日本も、新しいものを取り入れながら、民族の生活や祈りの歴史が生んだ文化を大切にして、いい感じで混ぜて混ぜて、どんどん新しく味わい深い文化の起こる、楽しい国になってゆけばいいなあと思った。



トーテム観てみたくなった。次は南部の方に行くことを勧められた。











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