二駅ほど乗り過ごしてしまい
知らない景色
昔来たような気もする坂の上
午後からライブがある
坂を下り海沿いの道を行く
仏閣がいくつかあって
小学生の修学旅行の波をすり抜け
細い道へ
道を塞ぐように構えるお店を覗く
お店の中を通れば先に進めそう
入って通り抜けようとすると主人と店員が通せんぼする
何か買わなければならない感じ
でも変な服ばかりなので買わずに出ようとしたら
店の輪郭が薄くなって消えた
そのまま道を行くと小さな港町に出た
その一角にある古い雑居ビルの上に住む友達の部屋へ入り一服
実はその部屋は友達も今日初めて来たとのこと
会えなかったけど部屋の主人は極彩色の好きな女
広い屋上でギターを出すといつものギターじゃない
ライブの前に家に帰って取り替えよう
屋上から周りを見渡すとさびれた町の静かな生活が見える
若者たちはこの町に飽き飽きしてるけど愛している
港にたむろするヤンキー
屋上でギターを弾いて少し歌う
とても響く
ライブに行くために駅に向かう
手段がすでに船しかない
船乗り場は床の間のような様相
民家のような空間でみんなくつろいでいる
頭おかしい男にやたらからまれる
でもちゃんと向き合うとそれなりに話が出来た
悪いやつじゃなかった
窓の外を見るともう一つの人生が見えた
船乗り場自体が動き出した
そしてさらに大きな船のもとへ
大きな船に乗り換えライブに向かう
楽屋に着いてギターを取り出し
いつものギターを取りに帰るのを忘れていたことに気づいた
チューニングをしていい音がしてこのギターを使うことに決めた
ペグが一つないのだけどペンチがちょうど置いてあったので大丈夫
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