2022年12月29日木曜日

極楽大忘年会、出演者紹介⑧ 武徹太郎

 ◉出演者紹介◉

10年くらい前に六本木のイベント(くふきの大豊年祭)で馬喰町バンドを観て以来、武くんの多岐にわたる演奏活動や創作活動がずっと気になっていました。それで、今年の9月に開催した松本敏将&ハイアーセルフ企画のイベントに馬喰町バンドとして出演してもらったのですが、やはり、最高だったので、またすぐに極楽大忘年会へお誘いしました。
オリジナルスタイルというか、ほんとうに、ほんとうの意味で独自の音楽を探す旅をしている方々は、大衆的な枠からはみ出さざるを得ない、または、はなから枠など気にしてないような方ばかりなのですが、なんというか、その枠すらも、太鼓のように叩いてみたり、または、削ったりくっ付けたりしながら新しい楽器にして弾いてしまいそうな音楽家は、ぼくの知る限り武くんしかいないので、今回、なんとなく、そこにそっと居てくれたら安心だなと思った次第です。
あと、近年の研究で、ヒトは脳から命令がゆく前に、実は先に身体の方が動き始めていて、身体が動いた後に、脳(自分)が命令したのだと、誤解しているという一説があるらしいのですが、彼のライブを観ていると、良い意味でそんな感じがしてきます。
ここまで読んで頂いて、いまいち内容がよく分からないかもですが、つまり、彼はすごい表現者です。



◎武徹太郎 (たけ てつたろう)
ゼロから始める民族音楽ユニット「馬喰町バンド」のリーダーとして独自の楽曲、楽器を製作して発表している。
ライブ活動の他にアニメーションや映画音楽、演劇舞台、ダンス伴奏、壁画制作なども。
紙芝居やアニメーションと音楽を組み合わせた音楽紙芝居のソロパフォーマンスも各地で巡業中。
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2022年12月28日水曜日

極楽大忘年会、主演者紹介⑦ 浮

 ◉出演者紹介◉

今回の出演者の中では唯一、浮とは面識がありません。数年前に善財和也からのメールや、吉祥寺バオバブの陽介さんのSNSを通して名前を知り、音源を聴いたり、動画を観たりしつつ、いつかライブ観てみたいなと思っていたのですが、なかなか観にいけないので、思いきって、に極楽大忘年会に呼んでみました。
出演者9人の中で、浮だけが女性ですが、彼女が出演者の中でなんとなく一番男前かもしれません。生でライブ観てないないのに言うのも微妙ですが、唄と心の距離が、すごく近くて、それは上手いとか下手とかではなく、元来そういう風に生まれて来たのではないかと思います。



◎浮(ぶい)
米山ミサによるソロユニット。
2018年頃から「浮」として
ギターの弾き語り、作詞曲を始める。
2019年、FABIENNEより1stAlbum"三度見る"
をリリース。
2020年、白と枝、松井亜衣とユニット
”ゆうれい”を結成。
2021年、藤巻鉄郎(ds)、服部将典(cb)とトリオ
”浮と港”の活動を開始。
2022年11月1日、Sweet Dreams Pressより
2nd Album"あかるいくらい"リリース。




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極楽大忘年会、出演者紹介⑥ 行田雄介

 ◉出演者紹介◉

行田くんとは青山のイベントで5年くらい前に共演して以来、なんだか気があって、ライブに呼んだり、コーラスとして彼のバンドに呼んでもらったり、仲良くさせてもらってます。
ライブ前に何度も彼が家に来て、対面してコーラスの練習をしてたのですが、その度にゆったりと深いところまで連れていってくれ、彼のやさしさと狂気と才能に触れました。
発声の基本や、演奏の基本への向き合い方や、変拍子の仕組み、タイミングの取り方、極限までデザインされ、抽象度がすごく高い歌詞、コーラスアレンジの妙など、たくさんそこには学びがあり、その都度驚きがあり、その深みに時おり覗く狂気に笑い、表現することを見つめる眼差しにほっこりしながら、1人の才能ある音楽家としてとても尊敬するようになりました。普通にもっと世界的に評価されても。。とか思いますが、彼はいたって自然に自分を見つめながら、日々、おひさまえん(彼のやってる無農薬の植木屋)をやってる感じも好きです。
鬼才なのにやさしい不思議な人です。


◎行田雄介(yusuke yukuta)
本と音楽と自然を愛するシンガーソングライター。広島出身、神奈川在住。
東京、神奈川を中心に音楽活動を展開。これまでに、二作のソロ作品をNATURE BLISSからリリース。
・1st ソロアルバム『mother shape』(NATURE BLISS/2015)
・2ndソロアルバム『other ape』(NATURE BLISS/2021)
最新アルバム「other ape」は、パーカッショニストの小林ムツミ(民謡クルセイダーズ/MUMBIA Y SUS CANDELOSOS)をゲストに迎えた意欲作。当初配信のみでリリースされた本作は、クラウドファンディングでアナログレコード化に成功。ライブ会場のみで販売中。
また「農薬を使わない手入れ専門の植木屋 おひさまえん」を自営している。


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2022年12月26日月曜日

極楽大忘年会、出演者紹介⑤ ミナミリョウヘイ

 ◉出演者紹介◉

ミナミくんとは10年くらい前に恵比寿のイベントに遊びに行った時に出会って以来、くふき主催のイベントに出演してもらったり、ミナミくん主催のネオ山脈に呼んでもらったり、様々な場所で呑んだり話したりしてきたのですが、全方向にぶっ飛んでいて、宇宙を感じざるを得ないです。
幼い頃、どれだけ高いところから飛び込めるかを競う遊びが流行ったのですが、たぶん、そこに彼がいたら誰よりも高い所から躊躇なく飛び込んでいた気がします。そういうのって、色々とリスクを考えるとためらってしまうのが普通ですが、未知のものに飛び込み続けることが当たり前というバグをもった超ヘンタイ天使であり、つまり、彼が正に表現者なのだということを感じざるを得ないです。
今年の極楽大忘年会は変人8人がライブをするので、たぶん結構カオスな会になります。その時空を繋げるDJを考えたときに、これはちょっと大変だなあと感じたのですが、大天使ミナミリョウヘイだったらきっと楽しんでくれそうだと思い、DJのオファーをしたのでした。




◎ナミリョウヘイ
絵を描く、音を作る、映像を作る、空間を演出する、物を重ねる、光らせる、踊る、動く、叫ぶ、ひねる、甘い、固い、だから、凄い浮かぶ。『雰囲気の向こう側』を研究している。現代美術家。
一方では、民族M・minamiryohei・BANANAperry等の名義で音楽活動、複合芸術団体[ANTIBODIES Collective]でダンサー・音楽家・インスタレーション作家として所属、現代美術家の水内義人との実験的コントユニット[梅干]など活動は多岐に渡る。
Instagramリンク:


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極楽大忘年会、出演者紹介④ 夜久一

 ◉出演者紹介◉

夜久くんとは、今年の夏に、西荻の弾き語りイベントで初めて出会いました。
出会う前から彼の動画を観ながら勝手に想像を膨らませていたのですが、実際会ってみたら音楽以外何もかもが意外で、ちょっと今まで会ったことない感じでした。
はっきり言って、弾き語り、唄も演奏も、めちゃくちゃに最高なのですが、初めて対面した時、なんというか、ステージ以外でもこんなラリったような風体のミュージシャンが、今の日本に存在していることに驚かされ、嬉しくなったのでした。
そして、そのライブのリハーサルで真剣に繊細に音に向き合う姿や、本番の異常なクオリティーを観て、彼はいわゆる、ロックスターなんじゃないのかと確信したのでした。




◎夜久一
エレキギターの弾き語り。
2021年11月2ndAlbum「よだか」をリリース。
主に関東、関西を拠点としツアーミュージシャンとして活動を行っている

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2022年12月22日木曜日

極楽大忘年会、出演者③ 善財和也

 ◉出演者紹介◉

善財くんとは10年くらい前に下北沢のライブバーで共演して以来、色んな形態で色々な企画ライブに出演してもらったり、共演させてもらったりしています。
どんなバンド形態だろうが、ソロだろうが、古い民謡だろうが、現代的な曲だろうが、彼が唄い始めると全くブレることのない、善財和也のあの感じになります。
そういえば、初めて共演した時と、三軒茶屋のイベントに呼ばれた時、色々とエフェクトを混ぜ過ぎて、ことごとく崩壊してしまい、自分的にほんとに恐ろしいほど酷いライブをした事がありました。たぶん100人いたら99人に金返せと言われそうなライブだったのですが、両日、ライブ後に善財君がすごい深度からコメントをくれて、命が救われた事がありります。
そんな深度で生きているから、あんなに羽ばたく唄になるのだと思います。


◎善財和也
天然の産物である伸びやかな歌声を持つアーティスト。これまでに妄人文明、SUNDRUM、大きな鯨など、数多くのバンドで巷を賑わしてきた。
現在はソロ活動をはじめ、KAMOSU、うたのわなどで活動中。

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極楽大忘年会、出演者② 下岡晃

 ◉出演者紹介◉

下岡くんとは今回の出演者の中では一番早く出会っていて、20年前くらいから何度も対バンしたりしてます。彼のやってるアナログフィッシュというバンドは長い間正式メンバーが変わることなく、休止をすることなく、ずっと良い音源を作って良いライブをして良い音源を作ってライブしてを繰り返しているすごいバンドです。アナログフィッシュはツインボーカルなのですが、もう1人のボーカルの佐々木健太郎がこれまためちゃヤバい歌唄いのヤバい大酒呑みなのですが、今回はモモカレーと極楽大忘年会にゆかりのある下岡くんに声をかけました。
ソロは何年か前に観たきりですが、最近の彼のソロ音源がとても面白くて名曲ばかりです。元々いい歌作るなあと思ってたのですが、未だに最高値を更新してる感じがします。音に対する趣味とか、ギターの弾き方とか、唄い方とか、歌詞の面白さとか、好きなものが本当に好きなんだなあと。。なんだかそれって頑張って出来ることじゃないよなあと。。意外と頑張ってるのかもですが、そんな風に思います。



◎下岡晃(Akira Shimooka)
Analogfish Vocal&Guitar

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極楽大忘年会、出演者① タカハシヨウヘイ

 ◉出演者紹介◉

2011年に仙台で出会って以来、毎年3.11に仙台で彼が開催しているイベントに出演してます。元々はそのイベントに呼んでくれたお返しに始めた極楽大忘年会ですが、今年で11年目です。その間お互い引っ越したり結婚したり、子ども生まれたりと色々ありましたが、こうやってまた今年も来てもらえることが有難いです。真っ直ぐな歌を唄うのですが、切り口が鋭いというか、聴く人に気づきや閃きを与えることの出来る稀な歌唄いだと思います。
◎タカハシヨウヘイ
仙台在住シンガーソウルライター。
自主制作でギターパンダ山川のりを氏をプロデュースに招いてのアルバムや、ROSE RECORDSより曽我部恵一プロデュースによるアルバムを含め二枚のアルバムをリリース。
2020年様々な絵描きも参加した画集+CD『Gift』リリース。
またサポートとして曽我部恵一soloや曽我部恵一ランデブーバンド、ハシケン、Dr.TOSH?(ボガンボス)、など様々なアーティストのパーカッションやベースなども行う。


◎タカハシヨウヘイ
仙台在住シンガーソウルライター。
自主制作でギターパンダ山川のりを氏をプロデュースに招いてのアルバムや、ROSE RECORDSより曽我部恵一プロデュースによるアルバムを含め二枚のアルバムをリリース。
2020年様々な絵描きも参加した画集+CD『Gift』リリース。
またサポートとして曽我部恵一soloや曽我部恵一ランデブーバンド、ハシケン、Dr.TOSH?(ボガンボス)、など様々なアーティストのパーカッションやベースなども行う。

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2022年3月14日月曜日

3.11『小さな宇宙の音楽祭』

今年も3.11は『小さな宇宙の音楽祭』に出演しました。ライブ前に被災地の荒浜の海に行き、手を合わせました。
毎年、同じ日に同じ場所に行き、同じ場所で同じ面子と同じ歌を唄うのですが、僕にとっては、変わってゆくものと変わらないものをぼんやりと感じ、見つめることの出来る、とても大切な時間です。

主催のタカハシヨウヘイさんが、震災が起こった当時の状況を綴っていた日記を、毎年イベントの終盤に読むのですが、今年はそれを聞いているうちに、なかなか収束しないコロナや、始まった戦争のことや、生まれてきた息子のことなどが心に浮かんできて〝普通の日々の有り難さ〟という、11年前にあの震災を経験して、生まれて初めて感じたことを、また改めて思いました。

3.11があったから、私たちは変われたんだ。と言えるような3.11にして行きたいという思いを込めて『小さな宇宙の音楽祭』を毎年開催してくれている主催のタカハシさん初め、共演した次松くん、調律師のコンノさん、SENDAI KOFFEEの田村さん、気にかけてくれたみなさん。そして、遊びに来てくれたみなさん。ありがとうございました。また来年会いましょう🌈

はなねちゃん、2歳、当たり前ですが、去年は1歳でした。

タカハシ一家


まだほとんど何もない荒浜地区にあるアトリエバス。温かいお茶を頂きました。

出演者とスタッフで記念撮影




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